2009年1月11日日曜日

【親子丼】 末げん @新橋

(取材:デカ)



「自分が死ぬ前に何を食べたいか?」



なんて議論を皆さんも一度はしたことがあるだろう。



三島由紀夫の場合は、自決前夜にココ『末げん』を訪れたそうだ。 なんてハナシは有名なのだが、実はその前夜も訪れていたらしい。








さてこの『末げん』、夜は鶏割烹・水炊きの名店として知られているが、金額は軽く1人10,000円オーバーと決してB級ではない。



今回ご紹介したいのは同店のランチ、看板メニューの親子丼である。



ココの親子丼は一般的な切り身の鶏ではなく、”そぼろ状”の鶏を、フワフワでトロトロの卵と一緒に流し込むように頂く一品。



二日酔いのランチでもサラッといける。



食感がライトな分、ダシは濃い目に味付けられており、一方でアッサリ味のお吸い物との黄金のコンビネーションが、日々の激務につかの間の安息を与えてくれる。



敢えて言おう、非常にウマい。



新橋界隈のビジネスマンにはかなり有名な店のため、正午前後は行列覚悟である。しかしながら、11:45前後、12:30過ぎは並ばずに入ることが出来る可能性大の為、狙い目である。



場所は新橋SL広場の目の前とアクセスも抜群(先日ご紹介したセクシー餃子と至近距離)。営業先で一人でもよし、得意先と一緒に訪れても間違いなく喜ばれるだろう。


尚、メニューには親子丼という文字はなく、「かま定食 @1,050円」と表記されているので注意したい。



サイドメニューの「から揚げ」もまた絶品で、一人では完食が困難だが、二人で訪れた場合は是非シェアしてトライしていただきたい。



まあ、ランチでは「から揚げ定食」もあるので、そっちの選択肢もありっちゃありなのだが、まずは「かま定食」を薦める。



正直星5つを贈呈しようか迷った。それぐらいレベルは高いのだが、そぼろ状の親子丼は好みが分かれそうな気がして、星4つに留めておきたい。



何も知らずに『玉ひで』に長い行列をなしているお客さんにこそ、ココの味を教えてあげたいと思う。



【店情報】

末げん
住所 東京都港区新橋2-15-7 -1F
電話 03-3591-6214
休み 日・祝日
時間 11:30~13:30 /17:00~21:30

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