2009年1月28日水曜日

【ラジカセ】 LASONIC - iPod Boom Box

今の若いB-Boyはチャラチャラしやがって・・・


なんてボヤキが、80年代中盤、創成期のHip-Hopを支えたオールドスクーラーから聞こえてきそうな今日この頃。


当時の街中では今のDJing(曲と曲のMixやスクラッチ)の原型とされるDJのプレイにのせて、B-Boyたちがこぞってブレイクダンスを披露していた。(と言い伝えられている。NYでは。)


(今更ながら”B-Boy”とはブレイクダンスをする”ブレイクボーイ”の愛称であった。ということを念のため言及しておきたい。)


そんなかつてのB-Boyたちはグランドマスター・フラッシュや、Run-DMCに憧れ、アディダスのスニーカーを履き、カザールのサングラスをかけ、バッチリ決めて街を闊歩していた。


でもってあと一つ彼らにとってマストなアイテムだったのは、”デカラジカセ”だったのである。



馬鹿デカいラジカセを肩に担いで爆音で音楽を鳴らしながら、ノリノリで歩いているB-Boyの姿は一度は映画や雑誌で見たことがあるはずだ。



事実Run-DMCやグランドマスター・フラッシュの当時のジャケをみると、いかにデカラジカセが身近な存在だったか、お分かり頂けるハズ。








そんなデカラジカセで当時一世を風靡したLASONIC社が、この度かつての定番アイテムを21世紀版に解釈した商品をリリースした。



コレだ。






ちなみにこっち↓が80年代当時、アナログのLASONIC社製のデカラジカセを担いでいるB-Boyの貴重な写真。





21世紀版はiPodはもちろん、USBやメモリースティックも対応で、屋内、屋外でも楽しめる。



なんかBBQする時とか、一台あったら楽しそう。なんてふと思った。



最近何かと、コンパクトで無駄を省いたモノがもてはやされる時代になってきたが、こんな意味なく無駄にデカいアイテムが今の世に復活してくれたことが嬉しい。



日本では3万円強で流通しているようだが、アメリカでは160ドル程度。十分視野に入る金額だ。



欲しい。とりあえず星3つ。



ちなみに現代のB-Girlにはこんなシャレのきいたバッグをお薦めしたいっ。


2009年1月26日月曜日

【洋食】 モンブラン @森下

江東区森下。。。



古くからどぜうの『伊せ喜』、桜鍋の『みの家』、大衆酒場『山利喜』等々、どのグルメ本を開いても出てきそうな名店がひしめくエリア。



今回ご紹介するのは、そんな名店たちに負けず劣らずのクオリティーを驚きの値段で提供してくれる、『モンブラン(森下店)』





”鉄板焼きハンバーグの店”に恥じない、
デミグラスソースにクリームを添えた「ロシア風」
たっぷりチーズまみれの「オランダ風」
しょうゆ味の「和風」
ピリ辛チリソースの「メキシコ風」
チーズとトマトの「イタリア風」
マッシュルームと赤ワインが薫る「フランス風」と、
ユニークで豪華なラインナップ。(↓店頭のディスプレイに並べられている。)






そう、ハンバーグは恐らく客の7割程度がオーダーしてるであろう看板メニューだ。ちなみにハンバーグをセットでオーダーすると、ライスと、みそ汁と、おしんこが付いてくる。気取らない組み合わせもまた好感が持てる。



デカの好みは「ロシア風」と「オランダ風」であるが、実は今回猛プッシュしたいメニューは「ハンバーグカレー」である。



その名の通り、上記ハンバーグが、ビーフカレーに入っているバージョンだが、激ウマである。厚みのあるハンバーグからは肉汁がとびだし、意外と甘くないビターで大人テイストなカレールーがその肉汁の甘さを引き立たせる。。。



我々男子にとってハンバーグとカレーとは、全盛期のON、はたまたPL時代のKKを髣髴とさせるような、いわゆる一つの黄金のコンビである。



あ、あと、もし1人2人連れがいるなら、サイドメニューで『チキンソテー』も合わせてトライしていただきたい。



新大橋通りを日本橋方面から大島方面に向かい、清澄通りを越えたすぐ左側。通り沿いのパーキングロットに車を留めて、300円を突っ込んで、サクッと食べて出てこよう。



決して気が利くわけではないのだが、一生懸命の(多分学生アルバイト)店員もつい応援したくなる。驚きのボリュームと安さに思わず星4つ。



【店情報】

モンブラン(森下店)
住所 江東区森下2-19-9
電話 03-3632-7077
休み 月曜
時間 11:00~14:30 17:00~22:00 (日曜16:00~22:00) 

2009年1月18日日曜日

【イタリアン】 トラットリア・フクヒロ @浅草

浅草ビューホテルから国際通りを挟んだ、向かい側の通りから路地を入っていくと、小さなコリアンタウンが広がっており、所狭しと焼肉屋が並ぶ一角がある。




ちょうど”下町のディズニーランド”こと、浅草花やしきの裏手にあたるエリア。




そんな路地裏にポツンとたたずんでいるのが、ここ『トラットリア・フクヒロ』である。





もうかれこれデカも、その家族も10年ほど通っているだろうか。店自体は20席ほどと非常にこじんまりしているが、とにかく料理のボリュームがあり、安くて、ウマい。




2人で行った場合散々食べて飲んで、1万円を使い切ることは至難の業。せいぜい7~8,000円がいいトコだろう。




この料金体制ながらピザ、パスタ、メインと、全てにおいて安定感抜群だが、恐らくココの最大の特徴は前菜のバリエーションの豊富さと、その一つ一つのレベルの高さにあると思う。




個人的には「前菜の盛り合わせ」に、別途2、3皿程度つまみをオーダーし、ビールと赤ワインを愉しむ。最後にアンチョビ系のパスタでつるっとシメるのが最近の好みである。




どうも僕はカッチリコース的な感じは性に合わないのだが、ココはこんな感じで許してくれるし、それがココの強みでもあるのだ。




尚、2年ほど前からレストランの裏にバーが併設され、カウンターのみ10席程度だが、最近はそちらの方を好んで使用している(もちろん食事可)。雰囲気も良いため、2人であればそっちを薦める。(↓こっちがバーの入り口。)






都営・メトロの浅草駅、田原町駅からいずれも徒歩15分くらいとアクセスはメッポウ良くないが、最近開通した筑波エキスプレスの浅草駅からだと徒歩5分程度と、若干の改善は見られた。




わざわざ山の手方面から押しかけるべき店とまでは断言できないが、お近くに住んでいらっしゃる方は、このアットホームであたたかいイタリアンを、是非味わっていただきたい。




今回は星3つとするが、それ以上の満足度がココにはある。



【店情報】

トラットリア・フクヒロ
住所 東京都台東区浅草2-18-10
電話 03-3841-4896
休み 月曜
時間 18:00~2:00

2009年1月11日日曜日

【親子丼】 末げん @新橋

(取材:デカ)



「自分が死ぬ前に何を食べたいか?」



なんて議論を皆さんも一度はしたことがあるだろう。



三島由紀夫の場合は、自決前夜にココ『末げん』を訪れたそうだ。 なんてハナシは有名なのだが、実はその前夜も訪れていたらしい。








さてこの『末げん』、夜は鶏割烹・水炊きの名店として知られているが、金額は軽く1人10,000円オーバーと決してB級ではない。



今回ご紹介したいのは同店のランチ、看板メニューの親子丼である。



ココの親子丼は一般的な切り身の鶏ではなく、”そぼろ状”の鶏を、フワフワでトロトロの卵と一緒に流し込むように頂く一品。



二日酔いのランチでもサラッといける。



食感がライトな分、ダシは濃い目に味付けられており、一方でアッサリ味のお吸い物との黄金のコンビネーションが、日々の激務につかの間の安息を与えてくれる。



敢えて言おう、非常にウマい。



新橋界隈のビジネスマンにはかなり有名な店のため、正午前後は行列覚悟である。しかしながら、11:45前後、12:30過ぎは並ばずに入ることが出来る可能性大の為、狙い目である。



場所は新橋SL広場の目の前とアクセスも抜群(先日ご紹介したセクシー餃子と至近距離)。営業先で一人でもよし、得意先と一緒に訪れても間違いなく喜ばれるだろう。


尚、メニューには親子丼という文字はなく、「かま定食 @1,050円」と表記されているので注意したい。



サイドメニューの「から揚げ」もまた絶品で、一人では完食が困難だが、二人で訪れた場合は是非シェアしてトライしていただきたい。



まあ、ランチでは「から揚げ定食」もあるので、そっちの選択肢もありっちゃありなのだが、まずは「かま定食」を薦める。



正直星5つを贈呈しようか迷った。それぐらいレベルは高いのだが、そぼろ状の親子丼は好みが分かれそうな気がして、星4つに留めておきたい。



何も知らずに『玉ひで』に長い行列をなしているお客さんにこそ、ココの味を教えてあげたいと思う。



【店情報】

末げん
住所 東京都港区新橋2-15-7 -1F
電話 03-3591-6214
休み 日・祝日
時間 11:30~13:30 /17:00~21:30

【時計】007

007が大好きな諸君。

ジェームス・ボンドがしている時計がオメガ・シーマスターであることはあまりにも有名だ。

007,アストン・マーチンに乗り,最高のオンナを連れて歩くイケメン・オブ・ザ・ワールド。
酒は常に「マティーニ。」

むむん,カッコイイ。

このブログは「B級」であるから,これら超一流品について言及するつもりはあまりない。

むしろ,今回オススメなのがこちら,スウォッチの「007・オマージュシリーズ」。


1個だいたい8000円から3万円と,スウォッチの標準的な価格帯で,「ドクター・ノオ」以来全ての作品につき,一つづつのモデルが存在する。

うんちくは当然購入。むしろ,全部コレクションしたかったがボックスセットは40万余。高級時計が買えてしまうので断念。

なぜか「女王陛下の007」のモデルになった。



このように,他のモノと結びつけて付加価値をつける手法はうんちく大好きである。

「アレ?君そんなのもってたっけ?」みたいな楽しみが産まれる,そんなスウォッチに★3つ。

2009年1月6日火曜日

【R&B】 Luther Vandross

(デカ)

クリスマスも終わり、新年を向かえ、早くも春の訪れを期待してしまう今日この頃、比較的アップ目の音楽をセレクトしたい気分になる。



しかしながら、どうも流行りのR&BやHip Hopはどれも同じ曲に聞こえてしまう・・・とお嘆きの皆さんに是非お薦めしたいのがLuther Vandross(以下、巨匠)の隠れた名曲たち。



一般的に巨匠はバラッディア(バラードの名手)として有名だが、唯一無二の伸びやかで、ハスキーな歌声に乗せたアップミュージックは冬晴れの通勤時にピッタリのセレクト。



出世曲&代表曲『Never Too Much』はもちろんのこと、カッティングギターが気持ち良いディスコソングの定番『She's A Super Lady』は言わずもがな。


特に今回プッシュしたいのは巨匠の曲にしては珍しくブレイクでラップが入る『Nights In Harlem』



ジャネット・ジャクソンとのデュエットが最高に心地良い『Best Things In Life Are Free』


ハナシは若干逸れるが、巨匠の『Never Too Much』をネタに使った、女性ラッパーQueen Penの『All My Love』は必聴。尚、同曲収録のアルバム”My Melody”はマストバイ。こちらも冬のドライブに外せない1枚。Amazonで中古版は何と1円から!!



下記5曲いずれもお薦め、福袋的にトータルで星4つ。



『Never Too Much』 (1981年)
Luther Vandross - アルバム”Never Too Much”収録 / Track#1

『She's A Super Lady』 (1981年)
Luther Vandross - アルバム”Never Too Much”収録 / Track#5

『Nights In Harem』 (1998年)
Luther Vandross - アルバム”I Know”収録 / Track#7
                                        『Best Things In Life Are Free』 (1992年) 
Luther Vandross & Janet Jackson - アルバム”Mo' Money Sound Track”収録 / Track #3

『All My Love』 (1997年)
Queen Pen - アルバム”My Melody”収録 / Track #4

2009年1月3日土曜日

謹賀新年

(デカ)  
明けましておめでとう御座います。



世の中の景気は悪いようですが、本ブログがちょっとでも皆さんの生活の知恵になればという思いで、日々我々も精進していく所存です。



今年も是非ご贔屓に!



2009年1月2日金曜日

新年の辞

(うんちく)
旧年中は格別の御引き立てを賜り,恐悦至極也。
今年も,よろしくお願いいたします。