なんてボヤキが、80年代中盤、創成期のHip-Hopを支えたオールドスクーラーから聞こえてきそうな今日この頃。






さてこの『末げん』、夜は鶏割烹・水炊きの名店として知られているが、金額は軽く1人10,000円オーバーと決してB級ではない。
今回ご紹介したいのは同店のランチ、看板メニューの親子丼である。
ココの親子丼は一般的な切り身の鶏ではなく、”そぼろ状”の鶏を、フワフワでトロトロの卵と一緒に流し込むように頂く一品。
二日酔いのランチでもサラッといける。
食感がライトな分、ダシは濃い目に味付けられており、一方でアッサリ味のお吸い物との黄金のコンビネーションが、日々の激務につかの間の安息を与えてくれる。
敢えて言おう、非常にウマい。
新橋界隈のビジネスマンにはかなり有名な店のため、正午前後は行列覚悟である。しかしながら、11:45前後、12:30過ぎは並ばずに入ることが出来る可能性大の為、狙い目である。
場所は新橋SL広場の目の前とアクセスも抜群(先日ご紹介したセクシー餃子と至近距離)。営業先で一人でもよし、得意先と一緒に訪れても間違いなく喜ばれるだろう。
尚、メニューには親子丼という文字はなく、「かま定食 @1,050円」と表記されているので注意したい。
サイドメニューの「から揚げ」もまた絶品で、一人では完食が困難だが、二人で訪れた場合は是非シェアしてトライしていただきたい。
まあ、ランチでは「から揚げ定食」もあるので、そっちの選択肢もありっちゃありなのだが、まずは「かま定食」を薦める。
正直星5つを贈呈しようか迷った。それぐらいレベルは高いのだが、そぼろ状の親子丼は好みが分かれそうな気がして、星4つに留めておきたい。
何も知らずに『玉ひで』に長い行列をなしているお客さんにこそ、ココの味を教えてあげたいと思う。
【店情報】
末げん
住所 東京都港区新橋2-15-7 -1F
電話 03-3591-6214
休み 日・祝日
時間 11:30~13:30 /17:00~21:30